陰ざ・だあく

2005年11月16日 日常
一人きりの平日の休み。

世間の人が、それぞれのペースで、目的で動いているのに、
宙ぶらりんな自分がふらふらと布団から抜け出す。

朝の日差しで、壮大な一日の物語を設定する。

動き出す前の助走が悪いのか、それとも年か。
昨日、電話をかける相手相手がみんな忙しくて、なんとなく寂しくなったからかわからないが、淡々と午前を過ごす。

家からでれない日は、自分に目が向く日。イン、陰の日。

過去に検索エンジンがフル回転して、全然思い出したくないものをヒットヒット。

ぼわっとしたジャケットを気持ちにかぶせて、必死に脱出。
一日の目的は、ここからの脱出。

目眩がするような体を引きずって、自分忘れの行為に明け暮れる。
今日は図書館で目を閉じた。

はっ、と目が開けたとき、何事もなかったように脳が動き始める。

ああ、やっと抜けた。

あとは、雑用を1つずつ解決するのみ。
細かな立ち寄りが、だんだん現実を感じさせる。

そして、少しだけ快適になりそうな我が家へ急ぐのだ!

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