挑戦!

2007年6月5日 美術に関する
透明水彩に真面目に少し取り組んでいる。

今までは不透明系の絵の具とかデッサンの考え方しかやってこなかったので、水彩→日本画系の描き方は難しいなぁと。

明るいものを残しながら、少しづつ色を重ねている。

その中で、新しい発見もあったりして、それはそれで貴重。

ざっ、ばっと形を出せない苦しさに悩みながら、優雅に細やかに形を描き出していく作業。うーむ向かないなぁとおもいつつ。
たまには、ということで近くの古墳に相方と行く。
目的ははにわ作り。テラコッタも久しぶり。

なんだか天気も良くて、まるで旅行のよう。けどたった数十分なんですよね。

やっぱり彫塑は向いてないので、すぐに飽きてしまって、あきたあきたを連発。

しばらくねばって、もうだめだというところで一服。

そのあと奇跡的に集中して、1時間30分の記憶がほとんどなし。

もう終わりです・・・のコトバにびっくりする。

あーこの集中力を発揮させるまでが一苦労だなぁ。

ともかく、きっと制作している良いところを見せれたなと思いつつ、今度はアドバイスでもしながらつくれればと振り返る。
さりげなく、一回だけ。担任様が怒るといけないので、さりげなく。

子どもの反応は上々。ただ、黒のスタンプ台しかないので、別の色を用意する必要があるかなぁ。

小さいものもつくりたくなってきたぞう。
消しゴム判子をつくったぞう。久々に彫刻刀を磨いでみた。
磨ぐのはうまくなかったけど、やっぱりうまくないな。

まだ不足している画材があって(細い丸刀とか)ものたりないところもありありだけども、なんとか木片も貼り付けたりして本格的に。

明日機会があれば使ってみようと。
他学年で教えたあんまり性格のいくない男子が、
自分の描いた風景画を気に入って、親も褒めてくれて、
額を買って家に飾ったらしい。

本当にしてくれたんだ。

他にもそういう子が多いらしくて、すごい感動。

図工ってその作品をみて、多くの人が喜んでもらえるのが一番だよね。
○×式じゃあそこまで思い入れはないだろーに。

あーうれしかった。
消しゴム版画の本を図書館で借りてきた。

なんか作りたくなってきたぞう。

だけど、彫刻刀はあれどもデザインカッターって・・・。

買ってやろうかな。
後輩が地元の展覧会で入選したとの報。

古典技法で努力していたので、むくわれて良かった。

油とテンペラのミックスとこてこて路線(指導者が悪い)できてたので、作品もそれかと思ったら、なんとアクリル。

我が愛するモデリングペーストを駆使して、キャンバスを加工する必要(むしろいらない気もする)があるけど、魅力的な画材。

理由は油彩じゃ家で描けないと。たしかに臭いし、乾かないし、汚れるし。

その新たな画材アクリルを駆使して、新たな境地。
こてこての具象から抽象へ。

いいなー。子どもの図工をみつつ、新たな表現方法を模索しようかなぁ。いつまでも水彩じゃあなぁ。
結構な頻度で水彩に手をつけていると、なんだか描きたくなるなぁ。

さくっと薄めの塗りで、ぱあっとものや形がでるのは楽しいなぁ。

後からみれば、全体のトーンやらなんやらが狂ってへこむんだろうけど。

公募展が近いから、一枚くらいかいてみようかなぁ。
秋なので、今週はたくさん図工ができる!図工まみれ!

ただ、他学年との調整が・・・・。中間管理職の気分。

せっかく努力した専門性。みのらせまっせ!

絵まみれ

2006年10月19日 美術に関する
たくさん絵を教えてきたぞう。まんぞくだぞう。

調子よく描いていたバカが、いきなりへそを曲げて、よくわからなくなった。

ぎゃくに、完全にへそを曲げてたのがいきなり描いた。

最高学年でも、結局1年生といっしょかい。
参るねぇ。
安い!と感動して100均の画材を試し中。
結構本格的なものまででているので、お得。
あーこれが学生時代にでていればなぁ、と回想。

結果は、満足不満足の混在。
けど、アクリルは溶剤臭く、しかも妙な照りをみせている。画面も柔らかい。
これはアクリルか?との結果に。

筆もすぐ毛が抜けるらしく、子どもから不評。

やっぱり安かろう悪かろうか。上手につきあおっと。

どつぼ

2006年7月26日 美術に関する
わーい、制作って楽しいなぁ!と思ったら、だんだん苦痛に。

やっぱり確かな画面を求めて、古典に近づいていく。

古典は、最終地点が明らかなので、非常に単純作業が長い。
頭ではわかっているけど、それまでの過程が孤独で、非常に悩ましい。

なんか嫌になってきた。ああ、これで嫌いになったのかな。

けど、古典の画面の確かさから逃れられない自分。

まいったなぁ。
リキテックスにハチクロバージョンがあってびっくり。(注写真はノーマル)
これで、鮮やかな色彩が!ってか。
おまけでリキテックスストラップがはいってて、ほしー。

あんまりアクリルって一般の方々には有名じゃないので、これでブームになるか?
水彩じゃあキャンバスに描くのめんどいんですよ、と。

一念発起続く。ああ、そうだった、これやっちゃいけないんだよねと思い出しながら。

休みで時間がたっぷりあるけど、やりたいこと、やることがポコポコでてきてよきことかな。
の映画を観てきた。恥をしのんで。

ぎりぎりまで悩んだけど、一人で行くことに。見たさがたくさん。相方が行きたいと思ったら、つれていってやればいーやと。

見終わって、うわーん。
なんか「きょうのできごと」でも思ったけど、青春といえば海だなぁとか、あああ、懐かしいなぁ美術の大学生活!とか思ってしまう。

ストーリーうんぬんはほっとくとして、なんか昔の気持ちを思いだして、しかもすごく作品がつくりたくなった。

車を運転しながら構成考えて、ひゃっきんとかホームセンターでものそろえて、家に帰って大掃除。

掃除して作業場所作って制作。

やりゃあできんじゃん、自分。
絵の具を、制作を、画材を、筆の感触を楽しみたい。

それでいーじゃんと。
夏休みにやりゃーいいのに

と思っていたブルーナーがなんと
群馬県にあるハラミュージアムアークに巡回。

http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html

なんと牧場にある、ミュージアムアークでやるとは、恐れ入りました。

子どもがたくさんくるくるって感じだな。
学芸員ナイスジョブ!

おそらく、近代美術中心であった宇都宮から、現代美術中心の展示であの絵本のストーリーを生かすのではないかと。

どちらも魅力があるので、またいこうかなぁ・・・。
・・・実際に展示を見てみると、なんと「ミッフィーのびじゅつかんにいこう」とかなんとかいう素晴らしい絵本に示された「美術作品の見方」沿って、所蔵の美術を見てみようという展示。

所蔵美術作品を、再構築して展示するというのは、よく公立美術館がやるけれど、この捉え方はおもしろい。

天才木村直道をうまくとりこんでくれたりして、ちょっと満足。

他も、単品で見れば、その作家の2線級であったりするけれど、うまーく絵本の内容を取り入れて、非常に魅力的な展示になっている。絵の高さも、普段よりも少し低めになっていて、子どもを意識した展示。ワークショップもあったり、充実。

ブルーナーの印象としては、作品がマティスの影響を受けているとの展示だったけれど、たしかにその色彩は類似。
これはいままで気付かなかった。なるほど。

他には、デザインに関する彼の考えなんかが作品を通して分かり、やるなブルーナーという印象に。あの当時のブラックベアーの文庫は、そのデザインだけ羨ましいぞと。がんばれ和田誠って感じ。

総括

 この展示は小中高無料にしたり、所蔵作品を最大限に利用したりと、とってもステキ。しかもわかりやすいし、垣根も低い。
 一見するとブルーナーは軽薄な感じがするけれど、ところがとことが、しっかりとした知見をお持ち。
 しかもグッツも売れるしと素敵なことだらけ。
 こういう芯のぐっとした(ある種なよってるのか?)展示をやれば、たくさんお客さんが来てくれると思うんだけどな。
 以前実習をした地方公立美術館の学芸員の
「客がこねーんだよなぁ・・・良い展示なのになぁ」という言葉を思い出す。

 美術館は誰のものか。何のためにあるのか。

この難しい問いは、まだまだ続きそう。

 
 ともかく、満足してとてもよい気分で美術館を後にしました。

追加>美術館内は以上にカップル率多し。もっと子どもだらけかと思いながら・・・。宇都宮だからかな。
そういう自分も相方連れだったからなんともいえないけれど。 
別な用事があって、急遽宇都宮までひとっ走り。
高速使えば、そんなに遠くないぞ!宇都宮。

ただ、それだけだと癪なので、美術館へ

宇都宮美術館
http://u-moa.jp/jp/index.html

栃木県立は大分昔に行った覚えがあって、なんか渋い風景画(まぁ有名なんだけど、小さい子には渋い)があるなぁという記憶しかない。その日、次に笠間に行ったから悪かったのかな。

そういえば、もう一つあるぞ、というのであんまり期待せずに調べてみると・・・

美術館に行こう!
ディック・ブルーナに学ぶ モダン・アートの楽しみ方   
         
会 期     : 2006年4月29日(土・祝)〜6月25日(日)
開館時間     : 午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日     : 月曜日(5/1,5/8,5/15,5/22,5/29,6/5,6/12,6/19)
     宇都宮市内の小学生・中学生・高校生は無料

おっと、ブルーナーさんじゃないですか。新潮か何かを読んで、ちょっと見直した感のある。

これは!と今度は期待を込めていざ、宇都宮!

・・・なんか新興住宅地みたいなところを突っ切っていくと、なんとかの森の中にたたずんでいるらしい。

こりゃあ駄目かなと思って、レジャーで溢れている駐車場をでる。ふと、東京現代美術館が脳裏を浮かぶ。もしや、ミッフィーちゃんづくしの展示なんだろうか・・・・

不安

世界堂

2006年5月14日 美術に関する
の新宿本店に、久しぶりに行った。
なんと入り口前の喫煙所が閉鎖されているではないか。

・・・新宿区は路上喫煙禁止になったのね。

参ったなぁ・・・。

やっぱり本店の品揃えは楽しい。
水張りテープもゲット!
そのほか新しいカタログもゲット。

オイルのカタログなんかみていると、なんか描きたくなってくるなぁ。いつかは挑むぞ、油絵。
その前に小品を作ろう。うむ。

その後、相方と神保町。

ああああいいいなあああ、この町は。

本と画材と珈琲と煙草にどっぷりと浸かる幸せ。
せっかくパネルを買ってきて鉛筆を新調して、モチーフを写真にして、さぁ、描くぞ!と気合いを入れたら、水張りのテープがねーでやんの。

こんな時にないなんて、ひどい・・・。

過去の師との会話から、少し制作しようと試みてる昨今。

ぜんぜん採用試験の勉強から逃げてるわけじゃないぞ・・・。

つづき

2006年4月23日 美術に関する
その先生との話の中で、

「作品は?」

と聞かれる。

何故か、ものをつくることをとても進められている。
そこまでの力は自分にはないと思うんだけど。
制作者から教育者に変化しつつある自分の中に、ひとつひとつの言葉が入ってくる。

「そんなに大きな作品でも、大変な技法ではなくても、少しづつ ためていけば、展覧会ができるじゃないか」
「ようは、やりたいと思うかどうかだよ。絶対良いぞ」

納得。

その時が来たら。

いつ来るか分からないが、作品を作ろうと思う。いや、その心構えをしておこうと思う。

やはり、芸術を教える身として、自分が打ち込む経験をしていなければ、その感動は教えられないし、本当の意味での題材のエッセンスも伝えきれないと思う。

強く「作れ!」ではなく「作るって楽しいぞ」

その言葉に強く、強く揺さぶられた一日だった。

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